カキチラシ

雑記です。

山に行く。

木曜・金曜にかけて、山に登ってきました。

曇りの中で歩いただけなので絶景までに至りませんでしたが、マイナスイオンからの紅葉始まりをみることができてストレスフリーでした。

車を買ってからドライブらしきこともできなかったので、マイカーにとっても良かった。たまには長距離も走らせておかなければ。

 

前の日は明らかに雨予報だっため個室温泉風呂が充実している温泉旅館に前泊。

緊急事態宣言で県外客のキャンセルが相次いだらしく、県民割に加えてほぼ貸し切の温泉旅館(車は数台あったが、人とすれ違わなかった)。贅沢の極み。自分が何かすごい人になったかのような錯覚。忘れる時間感覚。うますぎるご飯。感謝。

 

山も天気が微妙だったので、ほぼ貸し切り。観光協会のガイドさんと数人にかすれ違わず、平日だったせいもあるものの観光客がほぼいなかったのが個人的にはとても良かった。ただ、これは日本の経済としてはとてもよくないことだと思うので(インフレを加速させる前兆に直面しているわけで)、どうゆう形になるかはわからないが、早く職場の人や友人と雑談をするときに、ひけめを感じずに旅の話ができる日常に戻りたい。

 

帰りにこれからの環境業界について少し考えた。

ますます厳しい競争化、自分の売りをみつけて商品にして外に出せる力を発揮する十分なスキルがないと続けることが難しいと思う。さらに、売りは一つだけじゃなく長所のミックスがないとバズらない。

本当においしい食べ物をブランド化にするスキル。そこにしかない景色にここでしかできない体験型をプラスしたキャンプやグランピング。年にこの季節にしか見られない花や湖に行くために整備された遊歩道。上質な泉質の温泉と食にこだわった居酒屋レベルのご飯を提供するイノベーションされた和風モダンな温泉宿。

 

受け取る側も質の高さを求めすぎていて、キリがない。日本のレベルが高すぎる。この高レベルのおもてなしを受け取ることができる一方で、年を取った自分が20年30年後にどんな生活をしているのか、まったく予想ができない。できれば、細く長く今の仕事を続けて、引退を見計らいながら日々にそれなりに満足していればよい。

 

今もそれなりに不自由や不満が不平はない。がんばれはそれなりの希望は叶う。仕事の内容にはやりがいはあるが、人にも会社にも期待をしていないのでストレスを感じない。会社に期待しているレベルが低いため無茶な振りがあれば80点で終わらせるための計算をしてさっさと割り切って仕事をこなして、自分がやりたいことに注力できるようにある程度の選択ができる。あしかけ15年はあまり周りにいないので貴重種だと自分でも思う。

 

また、物欲に関してもそもそも高望みして物が欲しいと思わない。好きなものや好きなことがある程度この年になると決まっているし、値段が高ければ何でもいいということがなくなり、長く使い続けたいモノを買うときに下調べにかなり時間をかけるようになったところ、購入後の後悔が全くなくなった。そして、モノを大切に使えるようになったと思う。

 

これからも使って減らして、本当に必要なモノだけを残していきたい。